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私はこのブログで「凡人こそイデコで積み立てをしておこう」って話をよくしてます。

60歳まで資金が拘束されるというデメリットはありますが、
  • 掛金の全額が所得控除になる
  • 運用益が非課税になる
  • 受取時も一括、年金関わらず控除がある
というメリットの方がデメリットを上回ると思いますし、何より意思の弱い個人が超長期で積み立てを継続するには引き出すことのできない仕組みを使っていくのが一番だからです。

イデコは広く門戸が開かれていますし、無駄に引き出せなかったりして私のような凡人向けの仕組みにもなっているのですが、じゃあ一般人が有利になっているかっていうとそんなことはないんですよね。

まず、イデコは資金が拘束されるからキツイって人は低所得な方が多いと思うのですが、低所得者層だと頑張って掛金を出しても生活費は圧迫されるし、低所得ゆえに節税メリットも少ないという不毛な状態に陥ってしまいます。

逆にある程度の所得がある方は「え?毎月23,000円のどこがキツイの?どうせ老後の資金は貯めないとダメだし全額所得控除になるならやらない方が損じゃん」となるわけです。

これはふるさと納税でも言えますよね。

所得がある程度ある人なら年間10万円程度のふるさと納税は痛くも痒くもなく納税米や納税肉で食費を抑えることができます。

所得が少ない方はそもそも毎月の生活にも困窮しているのでふるさと納税をしようにもするお金がなく、来年の節税よりも目先のやりくり優先になってしまいます。

些細な差なのかもしれませんが、格差はこうやってどんどん開いていきます。

色んな制度自体がある程度のお金があるってことを前提とし、金持ちがさらに金持ちになることを後押ししているので、どこかでラットレースから抜け出さなくてはずっと不毛な状態が続いてしまいます。

綺麗事ですが「イデコは資金拘束されるからダメ」ではなく、イデコ程度の資金拘束なんぞは全く気にならないくらいに稼ぐなりすべきなのでしょうがそこには触れずに制度ばかり批判するのもどうなんでしょうね。

まあ、私は格差が悪いこととは思いませんし、格差があるとはいえ世界全体で見れば確実に裕福になっているので仮に貧困であっても昔よりは全然生きやすいと思うんですけど。

上手く食糧を用意して計画的に消費しなければ冬を越すのも難しかったような時代もあるわけですから貧乏とはいえしっかり食えることのできる現代は本当に良い時代だと思います。

お金がないKちゃんまんも何とかやっていけてますし、ほんと裕福な時代に生まれたことに感謝しかないです。